健康コラム

【第6回】食中毒対策は完璧ですか?(その3)

前回、前々回に引き続き、食中毒対策のお話です。
食中毒対策の3つのポイントは、「付けない」「増やさない」「退治する」でしたね。
今回は菌を「退治する」ための対策に、どんな落とし穴があるか考えてみましょう。

「菌を退治する」ために

一般的に、食中毒菌は熱に弱いので、中心部までしっかり加熱をして、菌を退治することが予防につながります。
また、調理器具なども熱湯による消毒も有効です。


●Dさんの場合

「大量に作ったものは鍋のまま台所に置いておくわ。食べる前に加熱をすれば菌は死ぬから大丈夫でしょ

ちょっと待って!! こんな落とし穴が…

カレーやシチュー、煮物など大量に作って作り置きをするものは「ウエルシュ菌」による食中毒の危険が!

ウエルシュ菌の食中毒はどうやって起こるの?

①ウエルシュ菌は様々な食品にいますが、特に肉や魚に多くいる菌です。


②加熱によって熱に弱い菌は死にますが、ウエルシュ菌は殻のようなものに入り、加熱に耐えます。


③加熱後の鍋の中は他の菌がいなくなり、酸素も少ない状態です。
 この時に常温で放置すると、ウエルシュ菌が殻から出てきて増えます。


④温めなおす時に、しっかり加熱をしないと、ウエルシュ菌が生き残ったまま、体内に入ってしまいます。



対策は…

・酸素に触れさせる!
 ウエルシュ菌は酸素に弱い菌です。
 食品を冷ますときや加熱をするときに、良くかき混ぜて酸素に触れさせるようにしましょう。

 保存するときは、小分けにすると冷めるのも早く、酸素に触れやすくなります。
 冷めたら冷蔵庫で保存しましょう



食中毒の症状が出てしまったら…

●下痢や嘔吐をしたら、しっかり水分をとりましょう

●自己判断で市販薬を使用せず、お医者さんにみてもらいましょう




【第5回】食中毒対策は完璧ですか?(その2)

前回に引き続き、食中毒対策のお話です。
食中毒対策の3つのポイントは、「付けない」「増やさない」「退治する」でしたね。
菌を「増やさない」ための対策に、どんな落とし穴があるか考えてみましょう。

「菌を増やさない」ために

菌は10℃以下になると増えにくくなるので、食中毒を起こすまでの菌量まで増えないように冷蔵庫を活用することが大切です。


●Cさんの場合

「冷蔵庫に入れると安心だから、とりあえず入れれるだけ入れるようにしています!」

ちょっと待って!! こんな落とし穴が…

冷蔵庫の使い方によっては、10℃を超えて、菌が増える可能性もあります。
冷蔵庫にものをぎっしり詰め込んでしまうと…
・冷気がうまく循環しない
・必要なものを探す、取り出す時に時間がかかり、扉を長く開けてしまう
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冷蔵庫内の温度が上がり、10℃以上に
10℃を超えると、庫内であっても菌が増殖していきます
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食中毒の危険が!!


対策は…

・収納する量は7割程度に
 置く場所を決めておくと、扉を開ける時間が短くすみます

・冷気の吹き出し口をふさがない

・調理済みのものは冷ましてから
 温かいまま入れると、庫内温度が上昇します。冷ましてからいれましょう。
 肉や魚はパックの上から袋に入れて、汁がこぼれないようにしましょう。

・扉の開閉、開けている時間をなるべく少なくする


肉、魚、野菜などの生鮮食品にはもともと菌がついています。
そのため食材を収納する冷蔵庫には多くの菌がいます。
冷蔵庫には調理済みのものも入るため、菌の増殖を防ぐことが食中毒予防には大切です。



正しく対策して、食中毒を予防しましょう!

続きは次回、「菌を退治する」ための対策についてご紹介します。




【第4回】食中毒対策は完璧ですか?(その1)

暑さと湿度が重なるこれからの時期、食中毒が心配ですよね。
特に抵抗力の低い高齢者や小さなお子さまは、症状が重症化するケースもあるため、ご家庭でも気をつけていることと思います。
しかし、もしかしたらその対策に落とし穴があるかもしれません。今回は、食中毒対策のお話です。

食中毒予防のために大切なこと


家庭でできる対策は?

●手洗いをしっかりする

●調理器具や食器類の洗浄・消毒

●冷蔵庫を活用する

●中心部までしっかり加熱する


「食品が傷んでいたり、腐ったにおいがしなければ食べても大丈夫」…なんて思っていませんか?

実は食品に食中毒菌が増えていても見た目やにおいではわかりません。
食中毒にならないためにもしっかり予防をしましょう。


「菌をつけない」ために

肉や魚、野菜などにもともとついている食中毒菌が、手や調理器具を介して、他の食品へと広がらないようにすることが大切です!


●Aさんの場合

「私は菌が他へうつらないように、使った後はもちろん洗うし、食器やコップは使う前にも洗っています!」

ちょっと待って!! こんな落とし穴が…

せっかく洗った食器に、もしかしたら食中毒菌がついているかもしれません
包丁やまな板の使い回しは気をつけますが、洗うときに使うスポンジは同じですよね。
いくら洗剤をつけていても、スポンジにはどんどん雑菌が増えていきます。
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洗い方が不十分だとスポンジについていた菌が食器に付着!
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食中毒の危険が!!

対策は…

スポンジ自体を洗剤でよく洗い、きちんと乾燥させましょう。
ふきんも良く洗い、乾燥させてくださいね。



●Bさんの場合

「私はめんどうだけど、手洗いをこまめにするようにしています!」

ちょっと待って!! こんな落とし穴が…

こまめに洗うことは大切ですが、洗い方が不十分だと菌が手に残っています
手のしわ、爪などのくぼみには菌が入り込んでいることがあります。
石けんをきちんと泡立てていなかったり、手洗いの時間が短いと、菌がきちんと洗い流されず、手の表面に出てくることに。
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その手のままだと… 食材や食器に手を介して菌が付着!
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食中毒の危険が!!

対策は…

しっかり菌を洗い流すために、石けんをよく泡立てて20秒以上洗い、流水でよくすすぎましょう。
手洗い後は、清潔なタオルなどでよく拭いてくださいね。


正しく対策して、食中毒を予防しましょう!

続きは次回、「菌を増やさない」ための対策についてご紹介します。




【第3回】鼻のムズムズをやわらげる?

今回は、鼻の不快感でお悩みの方の強い味方『ヤクルトおいしいはっ酵果実についてのお話です。

花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる鼻の不快感でお悩みの方、気軽においしく飲んで鼻ケアしませんか?

アレルギーで鼻の症状が出るのはなぜ?

花粉などのアレルギー物質(敵)は鼻から侵入してきます。
そこで、敵を追い出そうとした結果が、くしゃみや鼻水といった鼻の不快な症状となるんです。

日本人の2人に1人はアレルギー疾患を持っている!?

アレルギー症状を軽減する効果のある食品が注目され、中でも乳酸菌の研究は多数あります。

しかし、乳酸菌を利用した食品は、乳を発酵させたものがほとんどです。

「乳アレルギーの人でも飲めるものを…」と研究が重ねられ、温州みかん果汁を乳酸菌ではっ酵させた『ヤクルトのおいしいはっ酵果実」が誕生しました。


●乳製品は使われていないので、乳アレルギ―の方でも安心して飲んでいただけます!

●小さくて常温保存ですので、持ち運びも便利です。




【第2回】お口の健康気にしてますか?

歯が残っている本数が少ないほど死亡率が高い!!

死亡率は、20歯以上の人に比べて、10~19歯の人で1.3倍、0~9歯の人で1.7倍に。


お口の中がぬめぬめ・ざらざらしていませんか?

お口の中のぬめぬめ・ざらざらは、排水溝の汚れと同じ細菌の塊なんです。

お口の中のトラブルを放っておかずに、歯みがきや病院でしっかりケアしましょう!!



そこで、しっかり歯みがきをしていただくために『薬用アパコートS.E.』をご紹介します。

おすすめポイントは4つ!

強いブラッシングなど歯が傷ついてしまうと、そこへ虫歯菌などが入り込んでしまいます。
できるだけ歯を傷つけずに汚れを取るのが理想です。

薬用ハイドロキシアパタイトは、歯垢など汚れを吸着して除去するので、歯を傷つけません。

歯の表面にできた傷は細菌のすみかとなったり、着色汚れの原因となります。

薬用ハイドロキシアパタイトは、歯と同じ成分なので、歯の表面の傷を埋めて修復します。

歯垢の中にいる細菌がつくる酸によって歯の表面が溶け、穴があくのがむし歯です。
穴があく前の表面が溶けている状態を初期むし歯といい、むし歯の一歩手前です。

薬用ハイドロキシアパタイトは、溶け出したミネラルを補給し、歯を再び修復(再石灰化)します。

伸びがいいので、1回あたり大豆粒くらいの大きさ(約0.7g)で十分です。

クリーミィな泡立ちで歯にやさしい使い心地のため、お子さまからお使いいただけます。




【第1回】夏の不調対策には梅がおすすめ

こんな症状は気になりませんか?

夏は暑さによって身体にも不調が起こります


夏の不調対策には  がおすすめです!!

梅にはこのような効果があります。

 ●疲労回復

 ●食欲増進

 ●カルシウムの吸収を助ける

 ●血流改善

 ●胃腸を整える

※梅にはとても良い働きがありますが、梅干しとして摂る場合は1日1個位を目安にしてください。
 塩分が多いため食べ過ぎると血圧に影響します。




ところで…

少量の汗の場合は出ていく塩分の量も少しです。
普段塩分を摂りすぎているので、汗をかいたからといって塩分も補給すると血圧に影響します。

大量に汗をかく場合、塩分もたくさん減っているので、水分だけの補給ではダメです。
また熱中症のような場合は体のエネルギーも不足してくるため、糖分も摂取しましょう。


一度に大量に水分だけを摂るのも体内のバランスを崩します。

ポイントは「こまめ(30分~1時間)に、少しずつ(100~200ml)摂ること」です!